関東、東北、北海道の囲碁交流♪~

全国高校選抜囲碁強化合宿 於札幌



真駒内ハイツ北海道青少年会館
2003年3月29日~31日
真剣な笹子さん下坂さん対佐々木君
寺山君対谷口君(中央は太田君)藤森君対田沢君

全国高校生選抜囲碁強化合宿  (於 札幌)  レポート

                  日本棋院札幌南支部 普及指導員 岩本欣也

さる3/29(月)~3/31(水)、札幌市郊外の真駒内ハイツ北海道青少年会館において、
「全国高校生選抜囲碁強化合宿《が開催されました。全国大会トップクラスの高校生がネット碁や
ホームページを通して交流している中で、北海道で対抗戦をしようという案が持ち上がり、高校生が
自主的に企画運営する形で今回の合宿が実現しました。特に関東側では安達君(東京都目黒学院高校)、
北海道側では横川君(苫小牧工業専門学校)が幹事役となりお世話をしてくれたほか、日本棋院北海道本部
および札幌南支部からご協力をいただき、当日は社会人や中学生有志がお手伝いをしてくれました。
総当りリーグ戦方式の対抗戦では意欲的で気合十分の対局が多かったようです。

全国女流選手権を制覇したばかりの下坂さん(函館白百合高校)、同選手権4位で
早稲田大学入学が決まったばかりの笹子さん(東京都藤村女子高校)の強さが目立ったほか、
関東勢では谷口洋平君(東京都海城高校)、北海道勢では平塚怜君(札幌光星高校)が健闘しました。

公式対局の合間や夜中には、九路盤対局や10秒碁、一色碁などで賑やかな交流が行われ、
明け方近くまで囲碁談義に花が咲きました。日程としてはかなりハードなスケジュールでしたが、
第1日目には時計台や道庁赤レンガ庁舎等の札幌市内観光を行った他、第3日目にはレクリエーションや
買い物を楽しみ、まだ雪の残る春直近の北海道の新鮮な空気と、ラーメンや魚介料理等のおいしい料理を十分に
堪能しました。これから春には高校選手権の予選を控え、各自それぞれに得るものがあったようで、
全国大会での再会を誓って帰路に着きました。また、お互いに囲碁の幽玄の世界に生きる友情を深め、
青春の思い出アルバムの1ページを心に刻んだことでしょう。関東勢と北海道勢の橋渡し役を
つとめてくれた寺山君(青森県弘前高校)いわく、「今回の合宿でみんな仲良くなれて本当に
よかったと思います。《この一言に尽きるようです。(碁ワールド掲載文)

合宿参加者

北海道選手

   ■■田沢和也 札幌東高校2年   ■■横川悠太 苫小牧工業専門学校2年

  ■■平塚怜 札幌光星高校2年  ■■下坂美織   函館白百合高校1年  

  東北選手

  ■■太田尚吾 山形県米沢興譲館高校1年  ■■寺山文哉 青森県弘前高校2年 

  ■■藤森俊樹 山梨県北杜高校2年   

  関東選手

  ■■安達正祥 東京都目黒学院高校1年   ■■谷口洋平 東京都海城高校2年 

  ■■佐々木雄一  東京筑波大付属駒場高校1年 ■■西牧 一   千葉県立浦安高校1年 

  ■■笹子理沙   東京都藤村女子高校3年

  お手伝い

 佐藤(社会人)、大和田(中学生)

   対抗戦入賞者

  1位 谷口洋平 9勝1敗  2位 平塚怜 7勝2敗  3位 太田尚吾 7勝4敗

  敢闘賞  安達正祥

   女子成績  笹子理沙 5勝0敗  下坂美織 6勝1敗

  

****熱戦棋譜紹介****

    黒 太田尚吾 
    白 下坂美織

       白7目半勝ち

****【片岡九段評】(週刊「碁《掲載内容要約)****

黒45、黒49と逃げたのは重く白46から白50が絶好点で、からみ攻めにされた。
  黒45では、黒23の側からケイマが普通であろう。白38からの決め方は、やや俗な
感じがあり、もうひと工夫した方が良い。 

 

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最終更新日2006年1月11日 日本棋院札幌南支部



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